読み出し方法

OBD、Bench、Boot:作業フローの概要

接続方法は、ツールが制御ユニットにどのようにアクセスするかを示します。それだけでは、どのデータが返されるか、どの操作に対応しているかは分かりません。

執筆:Stage1Files 更新日

OBD アクセス

OBD 作業では、車両の診断コネクターを使用します。対応するプロトコルであれば、制御ユニットを取り外さずに識別、読み出し、書き込みを行える場合があります。利用可能な機能は、具体的な制御ユニットとツールのプロトコルによって異なります。書き込み機能が掲載されていても、同じ接続で完全なオリジナルのバックアップを読み出せるとは限りません。

Bench アクセス

Bench アクセスでは、制御ユニットのコネクターを通じて接続します。具体的なプロトコルによりますが、通常は筐体を開けずに使用します。接続図、電源要件、実行可能な操作は、使用するツールの最新資料で確認する必要があります。大まかなファミリー名だけでは、ピン配列を選ぶ十分な根拠にはなりません。

Boot アクセス

Boot 方式では、制御ユニットを開けて直接アクセスし、基板への接続や専用アダプターが必要になる場合があります。車載状態での診断操作に加え、取り扱いと接続に関する配慮が必要です。対象ハードウェアに対応した手順に従ってください。この概要では、プロトコルの手順を一般的なピン配列や配線順序で置き換えることを意図的に避けています。

取得したデータを識別

読み出しによって得られるものは、選択されたメモリー内容、より広範囲のバックアップ、ツール固有の形式などの場合があります。方法を記録し、識別レポートをファイルとともに保存してください。後続のキャリブレーション工程でデータの一部だけを使う場合も、オリジナルのアーカイブを保持してください。異なる形式を相互に使えるように見せるために、拡張子を変更しないでください。

読み出しをキャリブレーションと書き込みにつなげる

Stage1Files は処理対象のファイルを受け取ってキャリブレーションを行うものであり、ECU に接続するハードウェアではありません。処理後は書き込みツールの文書化された作業フローに戻り、結果の具体的な形式、チェックサムの取り扱い、書き込み操作を確認してください。先に進む前に、選択した作業、オリジナルの識別情報、書き込み先を再確認してください。

書き込み前に例外時の対応を計画

ツールで利用できる文書化された復旧方法と、通信に失敗した際にサポートが必要とする情報を把握してください。識別レポートとオリジナルは、すぐに参照できる場所に保存してください。アクセス方法や適合性が不明なままの場合は、最初の書き込みを実験にせず、準備段階で作業を止めてください。

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